レクサスのエントリーモデルSUV「UX」は、高級感とコンパクトなボディを両立した人気車種です。
しかしネットやSNSでは、
「レクサスUXはひどい」
「買って後悔した」
という声もちらほら見かけます。
一体なぜ、評判の良いレクサスUXにネガティブな感想が出るのでしょうか?
この記事では、「UXを買って後悔した」と感じる人の主な理由と、実際の評価・後悔しないための選び方をわかりやすく解説します。
レクサスUXを「ひどい」「後悔した」と言う人の声とは?
【1】想像より「狭い」と感じて後悔する人が多い
UXは外観こそSUVらしいデザインですが、中身はかなりコンパクトです。
とくに後席や荷室の狭さに不満を感じる人が目立ちます。
よくある口コミ:
-
「大人4人乗ると窮屈すぎる」
-
「チャイルドシートを付けたら後席が圧迫される」
-
「ラゲッジスペースが全然使えない」
📌 UXの荷室容量は約220〜320L程度(ゴルフバッグ1本がギリギリ)。
実質的にはハッチバック車と同等か、それ以下という評価もあります。
【2】加速性能・走りが「期待外れ」と感じる
UXにはハイブリッド(UX250h)と電気自動車(UX300e)の2タイプがありますが、どちらも「スポーティな走り」を求めると物足りなさを感じるという意見が見られます。
-
「加速がもっさりしていて、高速合流が不安」
-
「F SPORTにしてもエンジン音だけで走りが伴わない」
-
「トヨタ車と変わらないと感じた」
つまり、“レクサス”に期待されるプレミアムなドライビング体験を得られず、後悔したという人がいるのです。
【3】ナビ・ディスプレイ操作が使いにくい
UXにはタッチパッド式のリモート操作(Remote Touch)が搭載されていますが、これが不評の原因になることもあります。
-
「タッチパッドが敏感すぎて逆に操作しにくい」
-
「走行中に目的地を設定するのが面倒」
-
「Apple CarPlayがあっても結局ナビは使いにくい」
とくにスマホ慣れした若い世代からは、インターフェースの古さや直感性のなさに不満の声が上がる傾向があります。
後悔する前に知っておくべきUXのデメリット
【1】SUVなのにSUVらしさが少ない
UXはSUVと名乗ってはいますが、**車高・視界・走破性すべてが「クロスオーバーに近い」**設計です。
| 項目 | UXの特徴 | 一般的なSUVとの違い |
|---|---|---|
| 最低地上高 | 約160mm前後 | SUVとしては低い |
| 駆動方式 | FFが主流 | AWDもあるが限定的 |
| 悪路走破性 | 低め | 本格的なアウトドアには不向き |
そのため、「SUVだから荷物も積めるし、目線も高くて運転しやすいはず」と思って購入した人が、「えっ、こんなに普通なの?」とギャップを感じて後悔することがあります。
【2】ライバル車との価格差に後悔する人も
UXの価格帯は約430万〜600万円。
同クラスの輸入車やトヨタ車と比べると、「価格に対して装備や質感が見合っていない」と感じる人もいます。
たとえば:
-
トヨタ ハリアー(300万〜400万円)
-
アウディ Q2(約360万円〜)
-
メルセデス・ベンツ GLA(約500万円〜)
「結局、中身はC-HRとあまり変わらないのでは?」というレクサス=トヨタの上級版としか感じられなかった人からは、「この価格なら他の車にすればよかった」と後悔の声が出ることも。
【3】中古価格の下落が大きい
UXは新車価格こそ高めですが、3〜5年後の中古車価格が大きく下がることでも知られています。
| 新車価格(UX250h) | 約470万円
| 3年落ち中古価格 | 約270万〜300万円
| 5年落ち中古価格 | 約220万円〜
これは言い換えれば、「資産価値が残りにくい=損した気分になる」ということ。
乗り換えを前提にしている人にとっては、リセールバリューの低さが後悔ポイントになります。
それでもUXを選んで満足している人の声
✅ 街乗り中心の人には“ちょうどいいサイズ感”
UXは日本の道路事情にピッタリのコンパクトSUV。
とくに都市部で使う人からは高い満足度を得ています。
-
狭い道でも運転しやすい
-
小回りがきいて駐車もラク
-
見た目が都会的で上品
「郊外やアウトドアより、街中でスタイリッシュに乗りたい人にはベストチョイス」という声が多いです。
✅ 燃費・静粛性のバランスが良い
UX250hはハイブリッド車のため、燃費性能も優秀です。
-
実燃費:街乗りで18〜21km/L、高速で20〜23km/L
-
停止時の静かさ、エンジンのスムーズさに高評価
「ガソリン代が安く済んで、静かで疲れない」という点は、長く乗るうえで大きなメリットです。
✅ レクサスの安心感とサービスを実感できる
UXオーナーが口を揃えて評価するのが、レクサスのホスピタリティとサービス品質です。
-
年2回の無料点検や洗車
-
故障時の手厚いサポート
-
ショールームの対応の丁寧さ
車そのものだけでなく、「レクサスオーナーになることの満足感」がUXの魅力の一つといえます。
UXを後悔せずに買うためのポイント3つ
✅ ① 荷室・後席の広さは必ず現車確認を!
カタログや写真では分かりづらい「実際の狭さ」。
後席やトランクの使い勝手を自分の用途に合わせて必ず確認しましょう。
✅ ② 走りに期待しすぎない
UXは「上質な移動」を目的とした車であり、スポーティさは控えめです。
走りを重視したいならNXやISなどの他モデルも候補に入れるのがおすすめ。
✅ ③ リセールを気にするならグレード選びも重要
UXはF SPORTよりも“version C”や“ベーシックグレード”の方が中古市場で安定している傾向があります。
「長く乗るか、数年で乗り換えるか」でグレード選びを見直しましょう。
まとめ:レクサスUXは「ひどい車」ではないが、用途によっては後悔も
レクサスUXを「ひどい」「後悔した」と感じる人の多くは、期待と現実のギャップによって不満を抱えていることが分かります。
❌ 後悔する理由まとめ:
-
狭さや荷室容量にがっかり
-
加速性能や走行感覚が期待外れ
-
操作系の使いにくさ
-
リセールバリューの低さ
✅ 満足している人の共通点:
-
街乗り中心でコンパクトSUVを求めていた
-
燃費や維持費を重視
-
レクサスのサービスに満足している
「ひどい」と感じるかどうかは、あなたの使い方と期待次第。
購入前に冷静に比較し、自分のライフスタイルに合っているかを見極めましょう。