レクサスドリーム

レクサスに夢を持ったブロガー。

レクサスLSは燃費が悪い?実燃費・走行スタイル別に徹底検証!

「レクサスLSって高級車だけど燃費はどうなの?」「ハイブリッドでも燃費悪いって本当?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、レクサスLSの燃費が悪いと言われる理由や、実燃費・ハイブリッドモデルとの違い・維持費への影響について詳しく解説します。購入を検討している方や、維持費が気になる方に向けて、後悔しないためのリアルな情報をお届けします。


レクサスLSの燃費性能はどれくらい?カタログ値と実燃費の差

現行モデル(LS500/LS500h)のカタログ燃費

レクサスLSは、大排気量エンジン高級装備を持つフラッグシップセダンであり、燃費性能よりも快適性や走行性能を重視しています。

カタログ燃費(WLTCモード):

モデル エンジン 燃費(WLTC)
LS500(ガソリン) 3.5L V6ツインターボ 約10.2〜10.5 km/L
LS500h(ハイブリッド) 3.5L V6 + モーター 約13.6〜14.4 km/L

ハイブリッドでも10km/L台前半という数字は、今どきのハイブリッド車と比べると物足りないと感じる方も多いでしょう。


実燃費はどう?街乗りではガソリン車で6〜8km/L程度

実際のユーザーの口コミやレビューを見ると、以下のような実燃費の傾向があります。

LS500(ガソリン)実燃費の目安:

  • 市街地(街乗り):6〜8km/L

  • 高速道路:9〜12km/L

  • 総合平均:7〜9km/L

LS500h(ハイブリッド)実燃費の目安:

  • 市街地(EV走行多め):8〜10km/L

  • 高速道路:11〜13km/L

  • 総合平均:9〜11km/L

📌 「ハイブリッド=燃費が良い」と思いがちですが、LSのような大型・重量級セダンでは効果が限定的です。走り方や交通状況によっては、コンパクトカーと比べてガソリン消費量が多くなります。


レクサスLSの燃費が悪いと言われる理由とは?

【理由1】車重が非常に重い(2トン超え)

LSは装備が非常に充実しており、快適性を最優先した設計のため、車両重量は2000kgを超えます。

  • LS500:約2,100kg前後

  • LS500h:約2,200〜2,300kg(バッテリー分重い)

そのため、停止・発進時のエネルギー消費が大きく、街中走行ではどうしても燃費が悪化しやすいのです。


【理由2】排気量が大きく、パワー重視のエンジン

LS500/LS500hはいずれも3.5L V6エンジンを搭載しており、パワーはありますが、その分ガソリンも消費します。

  • LS500はターボ付きで馬力も高く、スポーティな加速をすると燃費が大きく悪化

  • ハイブリッドであっても、高速走行や坂道ではガソリンエンジンがメインで稼働

つまり、走り方によっては“ハイブリッドの恩恵”があまり得られないこともあるのです。


【理由3】高級装備によるエネルギー消費が多い

LSは以下のような快適性重視の装備が多数搭載されています:

  • 全席シートヒーター&ベンチレーション

  • 大型ディスプレイやオーディオシステム

  • パワートランクリッドやドアクローザー

  • 電動サスペンション(AVS)

  • 全周囲カメラ、センサー類

これらは電気やエンジン出力を使用するため、結果的に燃費の悪化要因になります。


燃費が悪い=乗る価値がない?LSの価値は燃費だけじゃない!

圧倒的な静粛性と乗り心地は他にない魅力

燃費性能では他の車に劣るかもしれませんが、LSが提供するラグジュアリーな体験は唯一無二です。

  • 高速道路での快適さ・静けさ

  • ロングドライブの疲れにくさ

  • リアシートのVIP感・おもてなし装備

「燃費は気になるけど、それ以上に得られる満足感がある」と感じるオーナーが多いのも事実です。


ハイブリッドは燃費より“静粛性”が最大のメリット

LS500hは燃費の改善よりも、「EV走行による静かさ」のためにハイブリッド化されている印象が強いです。

  • エンジン始動時の音が非常に静か

  • 渋滞時のストップ&ゴーで振動が少ない

  • 高級車らしい“滑るような走り”が実現

そのため、「燃費よりも乗り心地・上質さを求める人向け」なのです。


年間走行距離が少ないなら燃費の悪さは気にならない

年間走行距離が5,000〜10,000km程度であれば、燃費が多少悪くても燃料代への影響は限定的です。

📌 例:LS500(平均燃費8km/L)で年間10,000km走行
→ 必要なガソリン:1,250L
→ ハイオク1L=180円換算 → 年間22.5万円

つまり、「維持できる経済力があれば、燃費は致命的な問題ではない」とも言えます。


まとめ:レクサスLSは燃費より“体験”を求める車

レクサスLSは確かに燃費性能では他の車に劣るかもしれません。しかし、それは**「ラグジュアリー性」「快適性」「静粛性」といった価値を最優先しているからこそ**です。

✅ 燃費まとめ:

  • ガソリン車(LS500):実燃費6〜9km/L前後

  • ハイブリッド(LS500h):実燃費8〜11km/L前後

  • 走行状況・スタイルで差が大きい

「燃費の悪さ=デメリット」と感じる人には不向きかもしれませんが、“走る応接室”としての価値に魅力を感じられる人にとっては、納得のいく一台です。

購入前には燃費だけでなく、車全体としての価値をしっかり見極めて選びましょう。