2023年に登場したレクサス初のコンパクトSUV「LBX(ビーエックス)」。
高級感と扱いやすさを両立した都会派モデルとして注目されましたが、
一部のネット上では「LBXってダサくない?」「レクサスっぽくない」という声も上がっています。
本記事では、レクサスLBXが「ダサい」と言われる理由と、その評価の背景、実際のユーザーの声、デザインの意図などを総合的に解説します。
なぜレクサスLBXは「ダサい」と言われるのか?
1. コンパクトすぎて“軽っぽい”“チープに見える”
レクサスといえば、LSやRXなど大柄で堂々としたスタイルが定番。
その中でLBXは、全長4190mmというヤリスクラスのコンパクトサイズ。
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「高級車なのに小さすぎて迫力がない」
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「パッと見、レクサスとわからない」
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「軽自動車に見えた」と言う意見まで…
➡ サイズ感と価格のギャップに違和感を抱く人が、“ダサさ”を感じる一因となっています。
2. デザインが中途半端に感じられる層もいる
LBXはレクサスの新デザイン言語「スピンドルボディ」を採用。従来のスピンドルグリルと違い、控えめでスムーズな曲線デザインが特徴です。
しかしこの「抑えた高級感」が、
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「地味すぎる」「顔つきがぼやけてる」
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「レクサスらしい力強さがない」
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「カッコいいというより可愛い」
と受け取られることもあり、特にSUVらしい“ゴツさ”を求める層からは否定的な意見が目立ちます。
3. フロントフェイスが「ヤリスクロスそっくり」と言われる
LBXはトヨタ「ヤリスクロス」と同じTNGA-Bプラットフォームを採用した兄弟車。
そのため、特に正面から見たシルエットに対し、
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「ヤリスクロスの高級版にしか見えない」
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「200万円の車に500万円出す意味ある?」
という声がSNS上では散見されます。
➡ 特に車に詳しい人ほど、「中身はトヨタなのにレクサスの値札がついている」と感じ、割高感やブランディングのちぐはぐさを“ダサい”と評する傾向があります。
実際のユーザーはどう評価している?「ダサい派」と「カッコいい派」
「ダサい」と感じる人のリアルな声
「彼氏がLBX買ったけど、正直レクサスって言われないと分からない」
― SNS投稿より
「見た目は悪くないけど、この価格でこのサイズ感はちょっと…」
― 30代男性・クチコミサイトより
「もっと大人っぽい、落ち着いたデザインが良かった」
― 40代女性・試乗体験より
「かっこいい・オシャレ」と評価する声も
「ヨーロッパ車っぽくて洗練されてる。地味さが逆にカッコいい」
― 20代女性・インスタグラムより
「無駄のないコンパクトな高級車。デザインが今っぽい」
― 30代男性・ディーラーでの声
「小さいのにしっかり“レクサス感”がある。気に入ってる」
― 60代男性・オーナーのレビュー
➡ デザインは好みによる部分が大きく、特に若い世代・女性層からは高評価も多いのが実態です。
「レクサス=大きくてカッコいい」という価値観とのズレ
レクサスLBXに対して「ダサい」と感じる人の多くは、次のような従来型レクサスのイメージを持っています:
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圧倒的な存在感
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フルサイズのボディ
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高級感あふれるフロントマスク
そこに登場したのが、シンプルで丸みを帯びた、可愛らしさのあるLBX。
この**“ギャップ”が受け入れられない人にとって、「ダサい」と感じられるのはある意味当然**なのです。
ダサいと思われたくないなら気をつけたいポイント
✅ カラー選びで印象は大きく変わる
LBXは2トーンカラーや、赤・ネイビー・グリーンなど多彩なカラーバリエーションがあります。
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黒・グレー・ホワイト系 → 無難で落ち着いた印象
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ポップな2トーンカラー → 個性的だが好みが分かれる
➡ 派手な色や個性的な組み合わせは、**“可愛さ寄り”に見えやすく、ダサく見られることも。**逆にシンプルカラーを選べば、より上質な印象にまとまります。
✅ カスタムしすぎると「軽っぽく」見える危険も
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ナンバーフレームやデカールの貼りすぎ
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社外ホイールやローダウン
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ゾロ目ナンバーなどの“やりすぎカスタム”
こういった要素が加わると、「せっかくのレクサス感」が薄れてチープに見えやすくなるので注意が必要です。
まとめ:レクサスLBXが「ダサい」と言われるのは好みと期待値のギャップ
レクサスLBXは、従来のレクサスファンやSUV好きからは
「小さすぎる」「物足りない」「高級感が足りない」
と感じられることがあり、それが**「ダサい」という表現で語られがち**です。
一方で、
✔ 都会的でミニマルなデザイン
✔ 扱いやすいサイズと高級感の両立
✔ 新しい世代に向けたアプローチ
など、若い世代や女性を中心に高く評価されているのも事実です。
結論として、レクサスLBXは「従来のレクサスとは違う魅力」を持った一台。
「カッコよさ」よりも「気軽な上質さ」を求める方にとっては、十分に満足できるデザイン性と機能性を備えています。